LIFE LOG(エンカレッジ関大支部)

エンカレッジ関大支部

(キャリアセンター及び学校法人関西大学とは無関係です)

ESの作り方を伝授‼️自己PR編

「自己PR」の画像検索結果

こんにちは!!メンターのキノピーです!!

今回は就活の中でも自己PRについて書いていこうと思います。

就職活動では「志望動機」や「学生時代頑張ったこと」と並んで頻繁に問われる自己PRは、選考を進む上で大きなカギを握るポイントです。 本記事では「自己PRの考え方がわからない」あるいは「自己PRに不安がある」といった皆さんのために、自己PRを簡単に完成させるためのステップをお伝えします。

 

1. 自己PRって?強み・長所・学チカとの違いは?

 

 冒頭でも少し触れましたが、自己PRとは「自分を宣伝すること」です。自分を宣伝するというと、

・「自分の強みをアピールすれば良いのかな?」

・「長所をたくさん挙げれば良いのかな?」

・「学チカの中で一番すごいものを書けば良いのかな?」

多くの疑問が浮かんでくると思います。もちろん、強み長所学チカをアピールすることは自己PRに繋がります。

 

しかし!ただ単にこれらを羅列しただけでは自己PRは完成しません

「じゃあ自己PR強み長所学チカとの違いは何なの?」

 この疑問にお答えします。強み長所学チカは、自分の詳細について企業にアピールするという意味合いが強いのに対して、自己PR企業に自分を売り込むという意味合いが強いです。

 

つまり自己PRは、

・企業側からみて、自分が入社することのメリットを伝える

・入社してからも活躍できる人間だということをイメージさせる

・具体的なエピソード

 

以上のような内容を含んで自分をアピールすれば良いわけです!

表現の仕方は人それぞれで自由です!

2. 企業が知りたい2つの事!

 

企業が知りたい2つの事!企業が自己PRを求める最たる理由は以下の2つに尽きます。

 

① 自社の求める強み・能力を持っているか 要するに「自社の戦力になる見込みがあるか」というポイントです。 再三再四ではありますが、各企業は「自社に貢献してくれる人」を採用したいと考えています。そして、各企業はそれぞれ「どんな強み・能力を持っている学生であれば自社に貢献してくれるか」を考え、それを採用基準として設定しています。 したがって、皆さんはこうした企業側のニーズを満たすべく、企業側が求める強み・能力を自分が持ち合わせていることをアピールする必要があります。

 

② キャラが自社にマッチするか つまり「仲間とうまくやれそうか」という点です。 企業側はあなたの自己PRを通じて、あなたのキャラクターや価値観がその企業のカルチャーとマッチするかどうかも検証しています。企業という組織の一員になる以上、1人で完全に独立して仕事をすることはありません。 したがって、あなたのキャラクターがその企業のカルチャーとマッチするかどうかも、企業側にとっては重要なポイントになります。 以上のことを踏まえたうえで、次は、内定レベルの自己PRを書くための方法を例と共に2つのステップに分けて解説します。

 

ということで、次に具体例を用いて説明していきます!

3.大手企業内定者が実際書いた自己PRを見て書き方を知ろう!!

 

それでは早速、大手企業内定者が書いた自己PRを見て勉強していきましょう!「自己PR」の画像検索結果

 

大手専門商社内定 Aさん 

「結果を出すまで努力し続ける力」

飲食店アルバイトのショットの売り子にて3ヶ月間結果が出せなかった。売り子担当を決める際私は第一候補ではなく、任されても結果を出せずにいた。負けず嫌いの性格から結果を出している友人を真似したが、平均15杯に対し私は10杯売る程度だった。そこでお客として他店を回り人気の売り子の営業を比較した。その結果、売り子とお客様が会話を楽しんでいると気づいた。まずは会話を楽しむよう心がけ、他の売り子と差別化するため団体の優先や、ドリンクの残りを観察し席を回る様にした。これらを3ヶ月継続すると徐々に評価され男性の私が第一候補となり、75杯を売り店舗歴代記録を更新した。

 

 →Aさんの自己PRは一見、学チカと変わりません。

学チカと違う点は、最初にアピールしたい自分の強みを書き、具体的エピソードを用いて、実際にどのような場面でこの強みが活きるのかを説明しているところです。活躍する姿をイメージさせる直接的言い回しはないのですが、Aさんは面接でより深くアピールしたそうです。

 

大手人材会社内定 Bさん

長所は「妥協しない行動力」である。大学生活では①3度の海外経験、②塾でのリーダー経験、③顧客・企業に対する営業経験 を通じて身につけた。特に③に力を入れた。具体的には、不動産屋で賃貸契約の営業をした。不動産業界は、競合が多いので他社と差別化できる提案力が必要だ。そのため、私は会社が扱う30軒の物件へ一軒一軒足を運び、周辺環境などを含めた詳細な情報を集めた。一年間妥協せずに努力した結果、平均の3倍以上契約を成立させた。このような妥協しない行動力で自分自身を成長させ、チームを引っ張る存在になりたい。

 

→Bさんは自分の長所をアピールしていますね。具体的エピソードを3つだし、その中でも特に力を入れたエピソードについてさらに詳しく説明しています。それだけでなく、最後の一文で自分が会社に入って活躍している姿をイメージさせています!このように、面接を想定して突っ込まれそうなエピソードを書いておくのも良いですね!

 

大手IT会社内定 Cさん

私は「知的好奇心」が高い性格です。その性格から大学生活では多くの分野に取り組みました。①大学の学業において、3つの分野を意欲的に学びました。具体的には学部である経済学、会計学、他学部の授業です。授業で学ぶことだけでなく、興味を持った分野には、教授に直接聞きに行ったり、本やインターネットで調べたりしました。その結果、経済学部4000人の中から22人の成績優秀者に給付される○○奨学金を得ることができたり、簿記2級に合格することができたりしました。②学業以外においては、新しくサークルを建て、会長として運営をしたり、学生アドバイザーのアルバイトを行いました。また、これらの行為の背景には、誰かのために役に立ちたいと思って行動することが多く、「貢献性」が高い性格も私はあります。 これらの「知的好奇心」や「貢献性」が高い性格は社会人でも役立つと思います。

 

 →Cさんは、自分の中のを伝えています。そのを持って行動してきたエピソードをいくつか並べ、今までの経験がこれから社会に出ても役立つことを伝えていますね。このように、具体的なエピソードがあればあるほど、ESの内容や面接での話に説得力を持たせることができます!


いかがでしたでしょうか。

「案外書けそう!」

と思ってくれれば幸いです!

 

注意点として、「企業に自分を宣伝する」ということは絶対に忘れないでください!

4.悩んでる人必見!こんなエピソードでも書ける!

 

 「自分はそんなエピソードもってない…」そんなあなたでも大丈夫!「やったことのすごさ」は関係ありません!

 

大手専門商社内定 Dさん

私は「周りを笑顔にする⼒」と「変化をもたらす主体性」のある⼈間だ。成⼈式同窓会を幹事5 ⼈で協⼒して160 ⼈中130 ⼈以上という集客の⽬標を達成し、先⽣から40 年以上の歴史の中で過去最⾼と⾔っていただける会にできた。私は総合司会、先⽣⽅への感謝の⾔葉、最も⼤切な仕事として孤⽴している⼈に話しかける、といった会場⼀体の空気を作る役割を担った。相⼿が⼀対⼀で話したいのか、皆の輪に⼊りたいのかを意識しながら話しかけ、8 割以上の学⽣と話した。初めはぎこちない空気であった皆が2 時間後には⾃分たちで笑いながら⾷事をしていた。私は学⽣、仕事、⼦育てなど様々な⽅向で頑張っている皆が⼀緒に楽しめる空間作りの⼀助になれたことを⼼から誇りに思い、同時に⾃分から主体的に周りの⼈に働きかけることで⼤きな変化を起こすことができると学んだ。この明るさと積極性を強みに貴機構の「信頼で世界をつなぐ」というビジョン実現に貢献したい。

 

→Dさんがこの自己PRを書く際に意識していたことは、求めている人材のキーワードを先にピックアップして学チカや他のところを含めて包括的に触れられるようにしたことだそうです!

 

求めている人材のキーワードからエピソードを選べば、企業側にとってDさんを採用するメリットを伝えることができますよね。具体的な成果や表彰がなくても、自分をアピールすることは可能です。小さなエピソードでも伝え方次第です!

大手金融会社内定 Eさん

私の強みは、「継続力」と「忍耐力」です。○○のアルバイトで、私に対してお客様からクレームが入った際に、社員の方から頂いたお叱りの言葉を自分の中で整理仕切れずに混乱してしまい、アルバイトをやめようと思った経験があります。しかし、私はただ諦めるのではなく、アルバイトを始めた頃から作っていた、業務を覚えるためのアルバイトノートを見直しました。しかし、そこには業務を覚えたことに関する反省しかなく、自分の行動分析がなされていませんでした。そこで私は、自分の接客の改善点を全て社員の方に聞き込み、ご指摘頂きました。「自分の行動」に関する反省がノートに加わったことで、自分の弱点を改善していく行動がとれるようになりました。それが自分の成長に繋がり、アルバイトで頑張ろうとする意欲が向上しました。このように私は、どのようなことが起きても何かを続けられることと、辛いことがあっても倒れないことに自身があります。

 

→Eさんのエピソードも具体的な成果や表彰はないですよね。「ノートをとる」「アドバイスをもらう」といったような小さな行動でも、ここまで自分をアピールすることができます!

5.自己PRを作ってみよう!

ということで、次に実際に自己PRを作りましょう!

 

1.まずは、ネタ探し 自己PRのために、まずはアピールポイントを探しましょう。その際に、オススメの方法があります。それは、ここ数年分の写真をスマートフォンでざっと見てみることです。最近はクラウドの仕組みがあり、自分が持っている写真ファイルを極論、全部手元で見ることができるのです。ざっと見返してみると、なんでもないようでも自分にとって大事なことなどがよみがえってきます。何らかの発見があるはずです。アピールポイントが見つかったら、その頃の写真をもとに書き起こすと、具体的な自己PRにつながります。

 

2.自分を構造化 写真を見ながら浮かんだキーワードは、大きめのポストイットにメモしましょう。思いついたことを書き出し、グループ化、構造化することにより強い自己PRは生まれます。自分を物語る写真や、キーワードは友人・知人、家族、恋人などにも見てもらいましょう。自分の強みは自分だけではわからないものなのです。

 

3.自己PRを作成 これらをもとに、自己PRを組み立てていきます。自己PRは自分を雑誌にたとえると、表紙、目次のようなものです。自分が何者なのかが伝わるかどうかにコダワリましょう。 なお、自己PRは一度、汎用的なものをつくっておいて、受ける企業によって使い分けるといいでしょう。その企業の事業内容、組織風土などを考えつつ、いかにもその企業で自分が活躍しているイメージが伝わるようなものにするのです。 単に1分間や、数百字程度の素晴らしい自己PRを組み立てるだけではだめです。必ず質問はされるものですから、その行間を考えておきましょう。価値観、思考回路、行動特性などを意識して振り返っておきましょう。 自己PRは就活だけでなく、その後の人生でも必要なものです。ビジネスでは、常に自分が何者かが問われるからです。 

6.自己PRは1人でつくるより他人と一緒に作った方がより良いものに!

 

自己分析がある程度進んでくると、自己PRは1人で作れるようになると思います。しかし、新たに他人の視点が加わることで、自分の思い込みに気付いて考え方が変わることもあります。これはESにも言えることで、自分が読んだら良いESでも他人が読んだらそんなになんてこともありえます。

 

そこで!エンカレッジでは、面談を通してあなたの自己分析を手伝います!その上でESを一緒に作り上げることもできます!ぜひ、自分だけではなく、私たちエンカレッジのメンバーと共に進んでいきませんか?

 

▼20卒就活生の皆さんへ エンカレッジ関大支部では面談やその他イベントを通して、就活生のキャリア支援をしています。 こんな想いを持った先輩と話してみたい、就活の相談をしたいという20卒の方は下記のフォームから申込してみてください!

 

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